審査員
アリアンヌ・ジャコブ
Ariane Jacob
リヨン国立高等音楽院で優秀な成績を収めた後、1992年、指揮者ケント・ナガノによってリヨン国立オペラの声楽監督に任命された。国際的な歌手や指揮者とともに、数多くのレコーディング・プロジェクトに参加している。
1998年、マリア・カナルス国際ピアノコンクールで優勝し、室内楽ピアニスト、伴奏者としての活動を開始した。フィリップ・ベルノルド、バーバラ・ヘンドリックス、ローラン・コルシア、イ・ソヨン、エルヴェ・ジュランらと共演したほか、自ら企画した数々のコンサート・リーディングで俳優と共演するなど、フランス国内外の著名な舞台で活躍している。
彼女の芸術的なキャリアには、数多くの録音プロジェクト(Harmonia Mundi, Erato, Skarbo, TYArt, Saphir, ALM records)が不可欠である。
アンサンブルに情熱を注ぐ彼女は、名門オーケストラ「コロンヌ」のソロピアニストでもある。
パリ国立高等音楽院とパリ地方音楽院で、伴奏と読譜を教え、また、定期的にマスタークラスも開催している。
パリのヴァンセンヌの森にある熱帯農業庭園にて、西洋と東洋が対話する音楽祭「Chant de la Terre」のディレクターを務めている。